主演:リース・ウィザースプーン
ジャンル:ラブコメ
公開日:2001年
上映時間:1時間37分
-こんな人にオススメ!-
✓失恋した女の子
こんな人にオススメ!
女性には皆見てほしいです。
特に落ち込んでいる方におすすめします。
画面の中の奮闘しているエルを見ていると、自分にもまだ力があるかな!と思えます。
泣きながら、お酒でも飲んで、リラックスして見てほしい!
エルと同じように失恋した女の子にも見てほしいですね。
エルの失恋した後の行動は完全に「追っかけ」で鬱陶しい女の子なんですけど、
ビクトリアが現れてからは完全に「自分磨き」のお話なんですよ。
一人ぼっちだ磨いて磨いて……自分の力で、ワーナーに愛されているビクトリアと、同じ立場に立つことができたのです。
勝負はそこからだったのでしょう。
コーヒーばかり入れさせられるビクトリアと、1人で依頼人に面会に行ったりと、依頼人の心に寄り添う優しさ。
すべてエルの中にあったものが、磨かれて光出したのだと思うのです。
落ち込んで肩を落としていても「私も頑張ろう!」と思わせてくれる。
それがエルの『キューティ・ブロンド』の魅力だと思います。
おすすめです。
簡単なあらすじ
ファッションを学ぶ学生寮デルタ・ヌーで、リーダーだったエル(リース・ウィザースプーン)には、名家生まれで秀才の恋人ワーナー・ハンティントンがいました。
卒業間近のデートで、ワーナーにプロポーズされるかもしれないと期待するエル。
支度の出来たエルはワーナーに連れられてレストランへ。
そこで思いもかけない言葉を聞くことになるのです。
「30歳までに議員になろうと思っているから、マリリン・モンローみたいな金髪の女の子とはもう付き合えない」
別れの言葉に泣きながら店を出るエル。
エルはワーナーを追ってハーバード大学のロー・スクールへ行くことを決意して猛勉強しはじめます。
結果はなんと合格。
卒業後、大学へ行くと、ワーナーとその婚約者のビクトリアがいました。
婚約者がいるなんて聞いてないと、ショックを受けるエル。
それでもワーナーに相応しい自分になるため、周りから浮いてからかわれても、ビクトリアにいじめを受けても、エルは勉強を続けました。
とうとう、ワーナーやビクトリアとともに、キャラハン教授の実習生になるほどに。
キャラハンも解けない難事件。
容疑者はなんとデルタ・ヌーの先輩。
彼女の話を聞き、守り、キャラハンがなし得なかった勝利をエルが奪取する。
栄光を遂げたエルをキャラハンが将来と引き換えにと、スカートに手を入れてくるが断固拒否。
復縁を迫ってくるワーナーも「30までに自分の事務所を持ちたいから」と退けるのでした。
卒業。
落第したワーナーを捨てたビクトリアとは親友になりました。
卒業後はこれまで何かと助けてくれたエメットの事務所に入り、彼との結婚も決まっているのでした。
映画の感想
とにかく主演のエルが可愛いです。
どんな逆境にあっても一生懸命だし、友達思い。
自分も怖いだろうのに、友達を救ったりします。
真面目で一生懸命で純粋で、顔が可愛い。
ファッションもいつも可愛い。
惚れないわけがないヒロインです。
そのヒロインが幸せになるのかと思いきや、冒頭から彼氏に捨てられるのですから、一気にハラハラ感が増します。
どうするのかな、エルだったらすぐに新しい彼氏ができそうだけどなーなんて思いながら見ていたらまた驚かされます。
ハーバード大学にワーナーを追いかけていくと!
そんな男、捨てちゃえば良いのにと老婆心いっぱいに見てると今度は婚約者の出現。
(もういい、頑張ったよエル。
帰りなよ)
そう思っている視聴者である私の言葉に耳を貸さず、どんどんどんどん頑張ってしまうエルが、本当に愛おしいです。
そんな健気なエルを苛めてくるビクトリアや、それを放置しているワーナーが本当に憎らしい。
一緒にキャラハン教授の実習生に選ばれた時はホッとしました。
勉強だけでもエルは追い付いてきたんだな、って。
それでビクトリアのエルを見る目が変わりました。
まだワーナーを取られたくない気持ちのあるビクトリアがどこまでエルに心を許してくれるのかとても心配になりましたが、ラストでは親友になってくれたとのこと。
嬉しかったですね。
ワーナーはそんな取り合いになるような男じゃないです。
そんなキャラハンがセクハラをしてくるなんて、エル同様ショックでした。
もちろん毅然と断るエルだったのに、ビクトリアには誤解されて、可哀想でした。
初めて実家に帰るって言いましたものね。
本当によっぽどつらかったのでしょう。
もう少し頑張って欲しいなと思ったものです。
ネイルサロンでストームウェル教授が救ってくれて、安堵しました。
ストームウェル教授は見るからに頼りになりそうでしたものね。
そうして勝ち取った勝利はもう嬉しかったです!
心を入れ替えたというワーナーを同じ「30歳までに」と揶揄しながら退けたところは、本当に痛快でした。
現実は……こんなに上手く運ばないことも多いですが、エルの頑張りと素直さを見ていると、いつか報われる日が来るかもしれない、という希望が持てますね。
今でもたまに見ることがあります。
もちろん、もうストーリーもラストもしっかり覚えてしまっているのですが、見終わった後は毎回スカッとします!
「私も頑張ろう」って思えるのです。
そしてまた現実が始まり……つらくなったら「助けて、エル!」とばかりにDVDをセットするのでした。
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