ラストレシピとかいう伏線多すぎの映画!そしてキャストの演技力高すぎ。

映画データ
タイトル:ラストレシピ
主演:二宮和也
ジャンル:ヒューマンドラマ
公開日:2017年
上映時間:126分
-こんな人にオススメ!-
✓料理好きな方!
✓演技力が高い映画を観たい!

こんな人にオススメ!

レシピをきっかけとした家族愛、仲間愛をテーマとした作品なので、人間ドラマを見て感動したい方におすすめです。

そして、たくさんの料理が出てくるので料理を作るのが好きな人はもちろん、食べるのが好きな方も楽しめる作品だと思います。

時代背景が現代と満州時代ですが、満州の歴史についてはあまり触れることがないので、歴史が苦手な人や満州のことを知らない人でも物語は楽しめるので安心です。

二宮和也主演で脇を固めるのは綾野剛、西島秀俊、宮崎あおいなど主役級の役者揃いなので役者目当てに見に行っても損はありません。

中国人役を演じた笈田ヨシさんの中国人かと思うほどの完成度の高さや、二宮さんや西島さんの包丁さばきも素晴らしいので、演技力の高い作品を見たい方におすすめです

簡単なあらすじ

1930年代、天皇に献上する為の料理、「大日本帝国食菜全席」のレシピ作りを依頼され山形直太郎は満州へと渡ります。

そこで妻の死、娘の誕生など色々な体験をしながらようやくレシピを作り上げます。

しかし、そのレシピは天皇に披露されることなく幻のレシピとなってしまいます。

なぜ大日本帝国食菜全席は幻となってしまったのかを探り、レシピを再現する為に絶対味覚を持ち麒麟の舌を持つ男と呼ばれる佐々木充が挑みます。

70年の時を経て再現されるレシピを次々と再現し、レシピ最後のレシピ、ラストレシピを再現したときレシピに込められた想いを知ることができます。

その想いとは何なのか、そしてレシピの再現をなぜ佐々木に依頼したのか、全てが繋がったときレシピに込められた愛情を知ることが出来るのです。

映画の感想

完全に二宮くん目的で観に行きました。

嵐のメンバーが映画に出る時は、原作を探し原作を読み込んでから映画を観ることが多いのですが、今回はしませんでした。
しなかったのには理由は特にありません。

今回は原作も読まず、ほとんど公式サイトを見てあらすじを見ることなく映画を観ました。

始まってすぐに佐々木充という主人公が1度食べた料理の味を忘れないことと食に対して妥協はせず、従業員と仲違いし店を潰してしまった為多額の借金があるということがわかりました。

借金の返済方法は、彼の舌の能力を使って思い出の味を再現する仕事でした。

1品に100万や200万なんて高すぎるなと思いながら見ていると、ある中国人から依頼が入りました。

報酬も高く食いついた佐々木。

その依頼は大日本帝国食菜全席というレシピを再現することでした。

依頼主はなんだか怪しいけれどお金は欲しいからと全部で112品もあるレシピ再現を引き受ける姿はお金が大好きな二宮くんと重なりました。

その話が終わるとほとんど西島さんが主役です。

二宮くんはほとんど出ませんでした。

西島さんの出番が終わり、次はその娘さんの話になりました。

なぜ娘さんの人生まで辿っているのか不思議でした。

娘さんの話がようやく終わると現代に時代が替わります。

レシピをきっかけとした家族愛、仲間愛をテーマとした作品なので、人間ドラマを見て感動したい方におすすめです。

そして、たくさんの料理が出てくるので料理を作るのが好きな人はもちろん、食べるのが好きな方も楽しめる作品だと思います。

時代背景が現代と満州時代ですが、
満州の歴史についてはあまり触れることがないので、歴史が苦手な人や満州のことを知らない人でも物語は楽しめるので安心です。

二宮和也主演で脇を固めるのは綾野剛、西島秀俊、宮崎あおいなど主役級の役者揃いなので役者目当てに見に行っても損はありません。

中国人役を演じた笈田ヨシさんの中国人かと思うほどの完成度の高さや、二宮さんや西島さんの包丁さばきも素晴らしいので、演技力の高い作品を見たい方におすすめです。

そこでようやく話が繋がりました。

佐々木充は山形直太郎の孫なんだと。

伏線が多すぎて最後まで気がつきませんでした。

レシピをただ渡すだけでは佐々木はレシピの大事さ、歴史を感じることができないというのが山形直太郎の歴史を巡る今回の計画だと知って驚きと感動に包まれました。
レシピを守るために亡くなった祖父や母の思いを無駄にはしたくないという、山形の娘が両親を亡くした後育て上げた養父や周りの人達の想いから出来た作戦だと知り涙が出ました。

ただ、気になったのは佐々木の母は山形の娘で、父が遺したレシピを守るために火事になってしまった店に戻り亡くなるのですが、なぜ佐々木は母を亡くしたという記憶や母との思い出のすら無くなっていたのかが不思議でした。

母と同じように幼い頃に父親を亡くし、母子2人の生活で、あまりにも母を亡くしたショックが大きいにしても、記憶が飛ぶのだろうかと感じました。

不明な点はありましたが、佐々木が山形の孫で何とかしてその孫にレシピを繋げたいという思いや、山形が娘に込めた愛情、その娘が息子に込めた愛情を知ることが出来るレシピなんてすごく素敵だと思うと涙が止まりませんでした。

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