ブルベイカーという刑務所映画をみた感想-これは社会の縮図だなと思った。あらすじも

映画データ
タイトル:ブルベイカー
主演:ロバート・レッドフォード
ジャンル:ヒューマンドラマ
公開日:1980年
上映時間:132分
-こんな人にオススメ!-
✓組織の中で理不尽な思いをしている方
✓ロバート・レッドフォード好き

こんな人にオススメ!

日ごろ、組織の中で様々な理不尽な状況に対して、
仕事だから仕方がないと受け入れてしまっている社会人の皆さんにぜひおすすめです。

この映画でその理不尽さに立ち向かう勇気をもらえますし、少なくとも見ていてストレス発散ができます。

特に日ごろの忙しい日々で、純粋な正義感を忘れてしまっている人はぜひ見てほしいです。

この映画を見れば明日から頑張るぞという気持ちになるはずです。

また、チャラチャラした男ではなく、筋を通したり、芯がしっかりしていたりする男性像を求めている女性であれば、若い女性から年配の女性まで広い世代におすすめです。

これはカップルで見るよりも、時間がある時に一人でしっかりと腰を据えて見た方がいいでしょう。

最後に、ロバート・レッドフォード好きな人はもちろん絶対に外してはいけない作品です。

簡単なあらすじ

ウェイクフィールド刑務所と呼ばれる刑務所に、ある日一人の受刑者がやってきた。

その受刑者はそこで信じられないような刑務所内の腐敗を目にする。

一部の受刑者たちだけが特権をものにし、完全な力関係で刑務所内が支配されていた。

賄賂が常習化され、
刑務所での収益や利権は州政府ともつながりがあるところまで広がっていたのである。

最初は受刑者として様々な腐敗を目にしてきたこの受刑者は、ある事件をきっかけに自分の正体を囚人たちに明かす。

名前はブルベイカー。

次期ウェイクフィールド刑務所所長として赴任する男だった。

彼はこの刑務所の腐敗を改善すべく、州から送り込まれた人物だったのである。

それ以降、彼の手によっ所内の多くの腐敗が改善していった。刑務所に光が戻って来たかと思われたが、利権を享受していた一部の囚人たちの反発をくらい彼は辞職に追い込まれる。

そこで、ブルベイカーを慕う受刑者たちは彼の辞任に伴い意外な行動に出る。

映画の感想(一部ネタバレ含む)

私がこの映画を最初に見たのはテレビのロードショー番組でした。

確か高校生だったと思います。

何の気なしに見た映画で、しかも途中から見た映画だったのでストーリー自体はあまりつかめていなかったのですが、最後のシーンが印象的だったのと、主演のロバート・レッドフォードがやたらにかっこよく見えたので印象に残っていました。

それに彼の代表作「スティング」のような明るいイメージからはおよそ対極にみえるぐらい地味で真面目な役作りがとても意外な感じがしたのを覚えています。

このブルベイカーを社会人になって、たまたまレンタルビデオ店で見つけ、懐かしくなってもう一度しっかりと見ました。

完全に最初から最後までしっかりと腰を据えて見ました。

改めて見てみると、
この映画のストーリー構成に感心しました。

新人の刑務所所長がその赴任する刑務の実態をその目で確認すべく、受刑者に扮して潜入するというスタイルは、実際には難しいかもしれませんが、それをうまく演じ切っているレッドフォードの役作りに感動しました。

私は最初、この人物が自分の正体を言うまで、てっきり普通の受刑者だと思って見ていました。

それが突然、自分の正体をまわりの受刑者たちに告げた途端、態度を一変させます。

その切り変わりがたまらなく痛快でした。

まるで時代劇の「水戸黄門」のようでした。

あの印籠を見せる前の普通のご隠居から、印籠を見せた後の天下の副将軍としての毅然とした振る舞いに切り変わるような感じです。

ただ水戸黄門のように印籠を出して権威を示すだけで解決するような話ではありません。

相手は受刑者たちですので所長になった後もブルベイカー(レッドフォード)は苦労します。

それを非常に堂々と、逃げずに改革を進めていくんですね。

この姿勢がたまらなく私の正義感を刺激してくれました。

また急激な改革に戸惑う囚人たちを正しい方向に導くブルベイカー所長の姿や、彼に次第に心を開く囚人たちの心境の変化もとても共感ができるものでした。

この映画は社会の縮図
しかも人々が目を背けて向き合おうとはしない影の部分に真正面から立ち向かう男の姿を描いた作品です。

結果は最終的に失敗に終わりますが、
それでもなんだかすがすがしい気持ちにさせてくれました。

このようにハッピーエンドでなくても、見た後に見てよかった思わせる映画というのは、やはりストーリーに矛盾が無く、感動的で、しかも役者の演技がうまくなければ成り立ちません。この映画は立派にその条件を満たしていると感じました。

そういう意味でもこの映画は私の中でずっと印象に残ってくれる映画の一つです。

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