アンナカレーニナはドロドロの不倫映画でゴシップ好きにはたまらない作品!あらすじや感想

映画データ
タイトル:アンナ・カレーニナ
主演:キーラ・ナイトレイ
ジャンル:歴史劇・愛憎喜劇
公開日:2012年
上映時間:130分
-こんな人にオススメ!-
✓女優キーラ・ナイトレイが好きだ
✓不倫映画を観たい方
✓ドロドロの愛憎喜劇を観たい方

こんな人にオススメ!

ドロドロの愛憎喜劇を見たい人にオススメです。

不倫を題材にした映画はどこの時代、どんな立場、どこの国でも変わらず、受けが良いものです。

人間のゴシップ好きというのは変わらないと思います。

また美しいキーラ・ナイトレイをはじめとする女優陣の華やかさにも注目すると良いでしょう。

ちなみに、脇役の女性の中には、NHKでも放送されている人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」のメアリー役のミシェル・ドッカリーの姿もあったりと、色々と細かな点で楽しむこともできます。

社交界のシーンではそういった見た目は華やかな女性とは裏腹に、心の中の黒い部分が見え隠れする所も、面白いものです。

勿論、男性陣も魅力的です。
ヴロンスキー伯爵のイケメンっぷりにも息を呑むことでしょう。
これ↓

簡単なあらすじ

帝政期のロシア、帝国政府の高官アレクセイ・カレーニン伯爵の夫人であるアンナは、1人モスクワへと列車の旅をしていました。

その列車の中で彼女は、アレクセイ・ヴロンスキー伯爵と出会います。
夫と同じ「アレクセイ」という名の彼は、大変な美男で、女性に手慣れていた貴族でした。

そんな彼もアンナの美貌や性格に目を奪われ、すぐに2人共惹かれ合いますが、一旦は別れるのです。
しかし、これが不倫の始まりとなりました。

再び交流を続けた2人について、カレーニン伯爵も、そのただならぬ関係に感づきますが、夫として不器用な彼はアンナに強くそれを問い詰めることができませんでした。

そんな夫を良いことに、アンナはどんどんヴロンスキー伯爵にのめり込んでいき、ついに離婚を夫に迫るほどに至りました。

しかし、さすがのカレーニン伯爵も、世間体や自身のプライド、また子供達の事を考え、それを認めることはありませんでした。

ところがそのもっともな夫の言い分に、アンナは納得することができませんでした。

映画の感想

ロシアの作品「アンナ・カレーニナ」は、幾度と映像化されている有名な作品です。

また男女の恋…というよりも不倫をテーマとしていて、ロシア帝国という日本人に馴染みのない世界ですが、共感できるところは多々ありました。

本作の特徴的な所は「舞台劇」です。

映画のほぼ全てが舞台のように構成され、まるで飛び出す絵本の如く、場面が展開してきます。

現実ではありえない背景の転換が見どころでもあります。

ミュージカルとはまた違う独特な世界観を作り上げていました。

ただ反対に、こじんまりとしてしまった印象も拭えません。
残念ながら、ロシアの広大さがあまり伝わってきませんでした。

一方で、大変ストーリーは濃厚にできていました。
何と言っても、不倫がテーマなわけですが、主人公アンナの狂乱っぷりが凄いのです。

主演のキーラ・ナイトレイの演技にも安定感があり、アンナ役にピッタリでした。
キーラ・ナイトレイについては、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエリザベス等、強い女性の役柄も知っているので、より合っていると感じました。

また、彼女は『ある公爵夫人の生涯』でも歴史劇の主演の経験があり、貴婦人の役も板についていました。

そしてこのアンナという女性は、不倫をしている女性でありながら、かなり堂々としている人物でもありました。

一般的に後ろ指を指されても仕方ない状況ながら、ヴロンスキー伯爵に夢中になってしまい、自分が見えなくなっていきます。

夫カレーニン伯爵、そして当のヴロンスキー伯爵ですら、彼女を抑えられなくなり、手に負えなくなってしまいます。

貴族の社交界における男達の立場を考えないアンナに2人とも苛立ちも感じていましたが、それをアンナに言えないのです。
その意味で、「女に翻弄される男」を本作では描いています。

つまりアンナは、よく不倫で描かれる「男に翻弄される(弄ばれる)女」ではなかったのです。

ところで、貴族の世界における恋愛観というのは、少々独特な物がありました。
爵位を持つ貴族や貴婦人達が、密かに愛人を抱えていることは決して珍しくありませんでした。

いわば「公然の秘密」である範囲ならば、それはお互い許容していたのです。
しかし、アンナのようにあからさまに公にすることは、許しませんでした。

それが物語後半、ラスト付近でアンナに対しての貴婦人達の罵倒のシーンで現れていました。
決して、人のことは言えない彼らでありながら、アンナを批判するシーンは滑稽でもありました。

また、アンナという女性の不思議な所(というよりは図々しい所)は、不倫という道を外した行為をしながらも、なんだかんだで両方の男性に愛されていたことです。
そして、アンナ自身は夫がある身ながら、愛人に「真の愛」を捧げようとしていたのです。

でも、(夫との)子供とは一緒に暮らしたい…。

夫カレーニン伯爵については、もはや気の毒としか言いようがありませんでしたが、彼の唯一の過ちはアンナに対して怒りをぶつけなかったことと思います。

ロシア政府の高官として、貴族として地位として非の打ち所がない人物でしたが、妻に対してはあまりに優柔不断だったのです。
これが、アンナの心が離れてしまったきっかけだったのでしょう。

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2017.12.27

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